夏の元乃隅神社・角島大橋は朝観光がおすすめ。混雑を避けて快適に楽しむヒント
- 2025.06.27
- 自然・風景
山口県の人気絶景スポット、元乃隅(もとのすみ)神社や角島(つのしま)大橋は、四季折々に魅力的ですが、夏の海との景色はひときわ素晴らしく、特に夏休み期間中の土日・祝日は混雑必至です。
「渋滞で貴重な時間を奪われたくない」、「人混みを避けて回りたい」という方には朝早い時間に観光することがおすすめです。そこで今回は、元乃隅神社・角島大橋の朝観光を快適に楽しむためのヒントを紹介します。
観光タクシーを利用すれば、好きな時間に行きたいスポットを訪れることが可能です。地元ドライバーに任せて効率よく巡れ、朝の時間も有効に使えるでしょう。
観光タクシーについては記事の最後で触れていますので、こちらもお読みくださいね。
【元乃隅神社】早朝の参拝はいいことずくめ!
日本海に向かって123基の朱色の鳥居が並ぶ景色が印象的な元乃隅神社。拝観時間は7時からなので、観光客の少ない朝早い時間が狙い目です。気に入った場所での撮影も周囲に気兼ねすることなくできるでしょう。
鳥居の上部にある“日本一入れづらい賽銭箱”にお賽銭を投げ入れるのも、人が多くないときだと挑戦しやすいですね。
9時頃から混雑し始めます。道幅が狭く、渋滞しやすい場所ですから、混み合う前に観光を終えると、次の目的地へスムーズに向かえます。
◎公式HP https://www.motonosumi.com/ja/home/
元乃隅神社からのおすすめスポット
どこか懐かしい町並みと海鮮グルメが魅力、長門市仙崎
童謡詩人・金子みすゞの故郷として知られ、港町として栄えた町並みが残る長門市仙崎。趣のある通りの散策や、海鮮グルメを楽しむことができます。
優しい詩の世界に癒される、金子みすゞ記念館
大正後期~昭和初期の童謡詩人・金子みすゞ。記念館は、生家である書店「金子文英堂」を復元したレトロな建物です。遺稿集や当時の雑誌などの展示、彼女の部屋を再現した「みすゞの部屋」などから、優しい作品が生まれた原点を知ることができるでしょう。
記念館の前は、みすゞゆかりのスポットが点在しており、「みすゞ通り」と呼ばれています。散策して詩の世界を体感するのもいいですね。
※開館時間 9:00-17:00(最終入館16:30)
◎公式HP https://nanavi.jp/sightseeing/misuzukinenkan/
仙崎の海・山の幸が味わえる、道の駅センザキッチン
仙崎の海辺にある道の駅センザキッチン。直売所には、近海で水揚げされた魚介、地元農家からの野菜・果物、地元の食材を使った惣菜が並びます。直売所で買った食材でバーベキューできる「グルメハウス」をはじめ、飲食店は10店舗ほどあり、仙崎の海・山の幸を多彩なメニューで満喫できます。
近くには青海島観光汽船の乗り場がありますから、「海上アルプス」と呼ばれる青海島の迫力ある景観を楽しみたい方はぜひどうぞ。
※営業時間:9:00~18:00(店舗により異なります)
◎公式HP https://nanavi.jp/senzakitchen/
レトロな湯治場で朝風呂体験、俵山温泉

路地に温泉宿が並ぶレトロな風景も人気
外湯文化が残る、俵山(たわらやま)温泉で朝風呂体験はいかがでしょう。俵山温泉では、ほとんどの宿は内湯をもたず、湯治客は2つの共同湯(外湯)を利用します。昔から名湯として知られ、泉質の高さで環境省の国民保養温泉地に選ばれています。
共同湯「町の湯」は、敷地内から湧出し源泉かけ流しです。俵山温泉の原点はこの「町の湯源泉」で、古くから療養泉として親しまれています。営業は朝6時からで、地元客も多く利用します。
もうひとつの共同湯「白猿(はくえん)の湯」は朝10時から営業。浴槽1号湯は「川の湯源泉」の源泉かけ流し。浴槽2号湯と露天風呂は俵山温泉の混合泉です。1階の売店では地元の特産品などを販売しています。
・町の湯 営業時間:6:00~22:00 ※毎日営業(7月・12月大掃除休業有り)
・白猿の湯 営業時間:10:00~21:00、定休日:火・水・木曜日
◎公式HP https://www.tawarayamaonsen.com/onsen/hotspring
【角島大橋・角島】混む前に角島大橋を渡って、角島も満喫しよう
コバルトブルーの海に伸びる角島(つのしま)大橋。本州側からは角島展望台や海士ヶ瀬(あまがせ)公園で絶景が楽しめます。
角島大橋に来たのなら、橋を渡って角島観光をおすすめします。周囲17㎞ほどの角島は、美しい海と白い砂浜に囲まれた風光明媚な島です。
橋を渡る際の注意点は交通渋滞を避けること。通常は車で3分ほどで角島へ渡れますが、土日・祝日は渋滞することが多く、そうなると予想以上に時間がかかります。渋滞を避けるなら9時前には橋を渡っておきましょう。
角島の人気スポットは角島灯台。螺旋階段をのぼりきると展望所があり、360度見渡せます。参観時間は9時からなので、朝早ければ日本海の大パノラマをゆったりと楽しめます。灯台周辺は公園として整備されていますから、海風に吹かれながら散策するのもいいですね。
角島でランチをとるなら早めの時間にするなど、帰りも渋滞に巻き込まれないように気を付けましょう。
角島大橋からのおすすめスポット
海を眺めながら魚介料理を楽しめる、道の駅 北浦街道ほうほく
角島大橋の渋滞が気になるなら、帰りは早めに橋を渡って、本州側でランチするのはいかがでしょう。おすすめは、角島大橋から車で10分ほどの場所にある道の駅 北浦街道ほうほく(豊北)。魚介料理が自慢のレストラン「わくわく亭」では、地元の海鮮グルメが満喫できます。大きな窓から海が見渡せ、居心地も言うことなしです。営業は10時から。12時頃は混雑が予想されるので少し早めの時間に利用しましょう。
直売所には新鮮な魚介や、地元で採れた野菜・果物、特産品が並びます。この道の駅だけで買えるオリジナル品はお土産に好適です。
※直売所の営業時間:8:30~18:00(時短営業の場合あり)
◎公式HP https://michinoeki-houhoku.jp/
【元乃隅神社~角島大橋・角島】超人気スポットも朝観光ならスムーズ
夏の元乃隅神社・角島大橋の観光で、混雑を避けて快適に楽しむヒントをお伝えしましたが、いかがでしたか。
元乃隅神社と角島大橋それぞれのプランを紹介しましたが、両方を巡りたい方もいるでしょう。元乃隅神社から角島大橋は車で50分ほどですから、8時台に元乃隅神社の観光を終えて、角島大橋に向かえば9時台には到着。橋を渡って角島に着けば、大渋滞を避けることが可能でしょう。元乃隅神社を早い時間に観光することがポイントです。
なお、夏の観光は暑さ対策が大事。炎天下に長時間、歩いて移動するのは大変ですね。そんなときは観光タクシーで快適に移動しましょう。途中でお土産が増えても車に置いて、手ぶらで観光できます。
山口第一交通グループの観光タクシーなら予約時に、行きたい場所、やってみたいこと、所要時間など希望を伝えていただくと最適なルートを提案いたします。当日は地元に精通した乗務員がお供し、「景色がいいので降車したい」など様々なリクエストにも柔軟に対応します。
融通が利くため、高齢者の方、車椅子の方、障害をおもちの方、赤ちゃん連れのご家族なども安心して観光を楽しめます。
観光タクシーに関するご相談や「こんなことできるの?」というご質問など、山口第一交通グループに気軽にお問い合わせください。
◎山口県の観光タクシー「山口第一交通グループ」