山口県観光情報

YAMAGUCHI PREFECTURE TOURIST INFORMATION

瑠璃光寺五重塔や防府天満宮の観光に加えたい、山口県中部の紅葉スポット6選

旧毛利家本邸・毛利博物館・毛利氏庭園

のんびりと秋景色を堪能できる、山口県中部(山口市・防府市)の紅葉スポットを紹介します。人気の名所、国宝 瑠璃光寺五重塔をはじめ、自然に囲まれた古刹や見ごたえのある庭園など、多彩な秋の絶景を選びましたので、観光プランの参考にしてくださいね。
なお、記事『角島大橋・元乃隅神社の観光にもおすすめ。山口県の紅葉スポット8選』でも魅力的な紅葉の名所を紹介しています。

山口県は公共交通機関でアクセスしにくい場所が多く、気になるスポットを訪れるのなら、観光タクシーの利用がおすすめです。地元ドライバーに任せて、初めての土地を効率よく回れるので、快適に旅行できます。観光タクシーについては、最後にお伝えしていますのでぜひお読みくださいね。

古き良き文化と豊かな自然が共存する、西の京 山口市の紅葉スポット

室町時代の京の都を模した町割りが今も残る、西の京 山口市。洗練された古都の風情や、自然の中の秋景色など、様々な魅力に触れられる紅葉スポットを紹介します。

紅葉との共演はまさに絶景、瑠璃光寺五重塔(香山公園)

室町中期の傑作と称される国宝 瑠璃光寺五重塔。奈良・法隆寺と京都・醍醐寺の五重塔とともに、日本三名塔に数えられています。日本庭園と調和した景観は四季折々に魅力的ですが、殊に紅葉に彩られる姿は素晴らしく、池の水面の映り込みも美しさを引き立てます。夜間は、日没から22時までライトアップされ、昼とは違う幻想的な景色が楽しめます。
※大改修は2025年12月までの予定で、塔を覆う幕は外されています。
◎参考HP https://yamaguchi-city.jp/details/aa_ruri_tou.html

こちらもぜひ!歴史散策も楽しめる香山公園

幕末に薩長の密談が行われた枕流亭を移築。自由に見学できます。

瑠璃光寺五重塔のある香山公園は、「日本の歴史公園100選」にも選ばれている自然豊かな公園です。幕末にゆかりのある枕流亭(ちんりゅうてい)や茶室 露山堂などの史跡、手を叩いたり足踏みしたりすると美しい音が返ってくる、うぐいす張りの石畳などがあり、季節を感じながら散策を満喫できます。
◎参考HP  https://yamaguchi-city.jp/kozantop/topjp.html

鮮やかな紅葉に包まれる“もみじ寺”、両足寺 

山口市中心部から車で約30分。山間の田園地帯に静かに佇む両足寺(りょうそくじ)は、山門、参道、境内に150本ほどのモミジが植えられており、もみじ寺として知られています。紅葉に包まれる景色は見事で、同じ時期に開花する黄色いツワブキの花も彩りを添えます。道幅が狭く、アクセスがいいとは言えませんが、紅葉シーズンには多くの人が訪れます。
◎参考HP  https://yamaguchi-city.jp/details/ak_ryousoku.html

樹齢900年の大イチョウと、癒しの秋景色、龍蔵寺

約1300年の歴史ある古刹、龍蔵寺(りゅうぞうじ)。山々に囲まれ、境内には鼓(つづみ)の滝が流れており、四季折々に美しい景色の中、心穏やかな時間が過ごせる場所です。古くから山岳修行の行場で、現在も座禅や滝行など修行体験ができ、神聖な雰囲気が感じられます。紅葉シーズンの見どころは、樹齢900年と推定される大イチョウ(国指定 天然記念物)。高さ約45m、根元回り約13mの巨樹で、黄金の葉をまとう姿は美しく、落葉のころには金色の絨毯を敷き詰めたような光景が広がります。
◎参考HP  https://yamaguchi-city.jp/details/ag_ryuzou.html

古代・中世から栄えた歴史を感じるまち、防府市の紅葉スポット

周防国の国府が置かれ、古くから海・陸の交通の要衝だった防府市。往時の繁栄を今に残す、観光のまちの紅葉スポットを紹介します。

紅葉の庭を愛でつつ抹茶を一服、防府天満宮の茶室 芳松庵

“日本最初の天神さま”防府天満宮は、京都・北野天満宮と福岡・太宰府天満宮と並び称される日本三大天神のひとつ。広い境内は見どころが多いのですが、中でもおすすめの紅葉スポットは、茶室 芳松庵(ほうしょうあん)です。菅原道真とお茶の深い関わりを伝えるため、1991年に建立された茶室で、拝観料はお抹茶・お菓子付き。お茶を味わいながら美しい庭を眺める、心地よいひとときを過ごせます。
庭の一角には、維新の志士が密儀を交わした史跡、暁天楼(ぎょうてんろう)があり、そのそばには、御神木である樹齢800年(推定)のクスノキがそびえ立っています。
※茶室 芳松庵を5名以上で利用する場合は要連絡
◎公式HP https://www.hofutenmangu.com/blank-15

広大な庭園で心ゆくまで秋を満喫、毛利氏庭園(旧毛利家本邸・毛利博物館)

旧長州藩主・毛利家の本邸にある毛利氏庭園。約55,000平方メートルの広大な池泉回遊式庭園で、明治・大正の造園技術の粋を集めてつくられ、国指定名勝に登録されています。季節ごとに風格のある庭園美が見られ、秋には紅葉の名所として人気です。

こちらもぜひ!2階から眺める庭園も美しい、旧毛利家本邸(毛利博物館)

旧毛利家本邸は1916年(大正5年)に竣工された、客室数60室、畳数780畳という豪邸。伝統的な和風建築をベースに、近代的な建築技術や設備を取り入れており、国の重要文化財に指定されています。本邸は一部を毛利博物館として公開。2階からも庭園を眺めることができます。
※毛利氏庭園と毛利博物館は別料金です。

◎公式HP https://mohri-museum.com/

紅葉と古刹のコントラストが魅力、東大寺別院 阿弥陀寺

平安末期に焼失した奈良東大寺復興の大勧進職、俊乗房重源上人により、1187年に建立された東大寺別院 阿弥陀寺。あじさい寺として有名ですが、古刹と鮮やかな紅葉が調和した情景も素晴らしく、紅葉の名所としても知られています。

見どころが多く、鎌倉時代初期の快慶一派の作とされる金剛力士像(国指定重要文化財)を安置した仁王門や、国宝 鉄宝塔など重要文化財や重要美術品などを所蔵・展示した宝物館(要予約)のほか、重源上人が東大寺用材の伐りだしで働く人の病気治療・疲労回復のために設けたという石風呂もあります。また、願い事を書いた素焼きの皿を投げる、かわらけ投げが行え、福輪にくぐらせれば、厄落としと願いが叶うと言われています。
◎公式HP https://www.c-able.ne.jp/~amidaji/sub1.html

紅葉スポットを訪れる際の注意点

山口県中部(山口市・防府市)の紅葉スポットを紹介しましたが、いかがでしたか。行きたい場所が見つかれば、観光プランに加えてみてくださいね。

今回紹介したスポットの中には、山裾や山腹に位置する場所もあり、寒暖差に対応できる重ね着や、歩きやすい靴で行かれることをおすすめします。
また、公共交通機関でアクセスの難しいスポットが多く、細い道を通る場所もあるため、地元のドライバーに任せられる観光タクシーの利用が安心です。

山口第一交通グループの観光タクシーは、地元の乗務員がお供します。ご希望のルートをめぐりながら、「紅葉がきれいなので降車したい」「この場所にもう少し居たい」など様々な要望に柔軟に対応します。車に荷物を置いて手ぶらで快適、自由な観光をお楽しみいただけます。

フリープランのご相談や「こんなことできるの?」というご質問など、気軽にお問い合わせください。
ご予約・お問い合わせメールフォーム  
山口第一交通グループの観光タクシー        

山口の観光をタクシーで楽しもう

まずはお気軽に
お問い合わせください

こんなことできるの?というご質問から、タクシーのご予約まで、
まずはお電話またはメールフォームからお気軽にお問い合わせください。