山口県観光情報

YAMAGUCHI PREFECTURE TOURIST INFORMATION

4月~5月・GW、城下町・萩の観光におすすめのスポット&イベント紹介

城下町・萩の観光と言えば、市内中心部を巡るだけの方が多いのですが、もう少し範囲を広げれば、萩の違う魅力に出会うことができます。
そこで本記事では、4月から5月、ゴールデンウィーク(GW)に城下町・萩の観光をお考えの方に、中心部から少し離れたおすすめスポットと、GWに開催されるイベントを紹介します。観光プランの参考にしてください。

観光タクシーを利用すれば、広範囲の移動が可能ですから、「遠いから」とあきらめることなく、穴場スポットや話題の店などを訪ねることができます。お客様の様々な要望に柔軟に対応しますので、既成のツアーでは味わえない旅を満喫できるでしょう。
観光タクシーについては記事の最後で触れていますので、こちらもお読みくださいね。

5月、夏みかんの花の時期に巡りたいエリア

城下町・萩のイメージは、観光パンフレットによくある、土塀から夏みかんがのぞく風景ではないでしょうか。いたるところに夏みかんの木があり、5月上旬~中旬には愛らしい白い花が咲き、甘くさわやかな香りを漂わせます。
この時期に巡りたいエリアは、夏みかんにゆかりのある平安古(ひやこ)伝建地区。萩城跡から南へ、車で10分ほど行ったところにあります。重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、この辺りも城下町の町並みが残っています。

[豆知識]なぜ、萩といえば夏みかん?
明治維新以降、収入源を失い困窮した士族を救うため、夏みかん栽培で収益を上げることが奨励されました。夏みかんは、手をかけなくても栽培できる果物で、武家屋敷に多く植えられていました。そこに着目し、武家屋敷の土地で栽培。一時は主要産業として萩の経済を支えるまでになりました。
なお、武家屋敷の土地が夏みかん畑になったため、地割は大きく変更されることはありませんでした。城下町の町並みが残ったのも、夏みかんのおかげということですね。

夏みかんの歴史に縁のある、旧田中別邸

明治期には夏みかん栽培を奨励した小幡高政が住んでいましたが、大正期に第26代内閣総理大臣、田中義一が所有。増改築されて現在の姿になりました。五松閣と呼ばれる建物の2階からは橋本川の景色が眺められます。
◎公式HP  https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100042

夏みかんの花の香り漂う、かんきつ公園

旧田中別邸に隣接して、かんきつ公園があります。夏みかんのほか柑橘類10種、約380本が栽培されており、5月上旬~中旬には夏みかんの花が咲き誇り、園内は甘い香りに包まれます。
ちなみに、萩市の夏みかん開花宣言は、かんきつ公園にある開花基準木により行われます。
樹齢140年以上、幹周囲1.45mの夏みかんの木があり国内最大級とか。夏みかんのルーツは長門市青海島の大日比(おおひび)のナツミカン原樹(諸説あり)で、この夏みかんの木は江戸期に大日比から萩に持ち込まれたものと考えられています。
◎公式HP https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1100167
◎開花状況 https://www.hagishi.com/category/kaika

城下町特有の街路、平安古鍵曲(ひやこかいまがり)

かんきつ公園の近くに平安古鍵曲があります。左右を高い土塀で囲み、道を直角に曲げることで、行き止まりと錯覚させ、敵を迷わせるための城下町特有の街路です。土塀の上から夏みかんがのぞく、萩の城下町らしい風景が楽しめます。
◎公式HP https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100044

趣のある城下町の川景色、藍場川(あいばがわ)

藍場川は江戸中期に開削された人工の川です。農業用水、防火用水、川舟による物資の運搬、水害時の水はけなど多様に利用されていました。
野菜の泥落としなど川の水を使うために設けられた洗い場(ハトバ)や、川舟が通れるように中央を高くした石橋など、藩政時代の面影が残っており、川沿いは歴史的景観保存地区に指定されています。鯉が放流され趣のある川景色を見ることができます。
◎公式HP https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100046

川を利用した暮らしを今に伝える、旧湯川家屋敷

藍場川沿いにある武家屋敷。川の水を屋敷内に引き入れ、流水式の池泉庭園を造っており、この池から出た水を台所や風呂場で家庭用水として利用し、再び川に戻しています。川の環境に配慮しながら生活に利用していたことを実際に見ることができる貴重なスポットです。ガイドが常駐しており、当時の暮らしをわかりやすく教えてもらえます。
◎公式HP  https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100085

内閣総理大臣を3度つとめた桂太郎の旧宅

旧湯川家屋敷から近い、桂太郎旧宅ものぞいてみましょう。桂太郎は明治維新後、内閣総理大臣を3回もつとめた人物。少年時代に過ごしたこの地で、穏やかな生活を送るために建てられたそうで、派手さを抑えた比較的小規模な造りです。
川の水を引き込んだ流水式池泉庭園があり、縁側では水琴窟(すいきんくつ)の澄んだ音色を楽しめます。ガイドが常駐しており、施設の説明を受けられます。
◎公式HP  https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100086

お気に入りの器に出会える、萩焼まつり

毎年GWに開催される萩焼まつり。萩市内全体が会場になり、窯元や店舗を巡ることができます。萩明倫学舎や萩市民館には特設販売会場が設けられ、多くの窯元・販売店が出店します。総合案内所「萩焼コンシェルジュ」では、参加店舗の特徴などの説明を受けられます。萩焼は伝統的なものから、普段使いの器までバリエーション豊富ですが、器のことをよく知らない方も、お気に入りの萩焼を見つけることができるでしょう。
◎公式HP https://hagicci.or.jp/hagiyakimaturi/

[こちらもおすすめ]萩・大茶会

萩焼とともに受け継がれてきた萩の“茶の湯文化”に触れられるイベント。市内3流派により、指月公園(萩城跡)など3会場でお茶席が設けられます。GWの2日間だけですが、日程が合えば参加して、ゆっくりとお茶を味わってみてはいかがでしょう。
◎公式HP  https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=900014

観光タクシーで、萩・城下町の観光をスペシャルな思い出に

4月から5月、GWに城下町・萩の観光をお考えの方に、おすすめスポットとイベントを紹介しましたが、いかがでしたか。

今回紹介したスポットは、萩の中心部から少し距離があり、歩くと30分以上かかりますが、車なら10分程度です。観光タクシーを利用すれば、迷うことなく効率よく移動でき、長く歩いて疲労困憊ということを防げるでしょう。

山口第一交通グループの観光タクシーなら予約時に、行きたい場所、やってみたいこと、所要時間など希望を伝えると、最適なルートを提案いたします。
当日は、地元に精通した乗務員がお供し、「この場所にもう少し居たい」「景色がいいので降車したい」など様々なリクエストにも柔軟に対応します。車内はプライベート空間ですから、会話やゲームを楽しむなどリラックスしてお過ごしいただけます。

融通が利くため、高齢者の方、車椅子の方、障害をおもちの方、赤ちゃん連れのご家族など、あらゆる方が快適に観光を楽しむことができます。
観光タクシーに関するご相談や「こんなことできるの?」というご質問など、山口第一交通グループに気軽にお問い合わせください。
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