山口県観光情報

YAMAGUCHI PREFECTURE TOURIST INFORMATION

山口県の旅行、観光バスツアーと観光タクシーどちらがいい?徹底比較

山口県は公共交通機関でのアクセスが難しい場所が多いため、観光バスツアーや観光タクシーの利用がおすすめです。
では観光バスツアーと観光タクシー、どちらを選べばいいのでしょう。選び方次第で旅行の印象が変わりますから、2つの違いを理解して、納得できる選択をしたいですね。
そこで今回は、好みの観光スタイルで選べるように、観光バスツアーと観光タクシーの情報を様々な面から比較しました。希望どおりの山口県観光をするためにお役立てください。

※本記事では、観光バスツアーと観光タクシーの例として、山口県観光周遊バスツアー「ふくの旅、山口号」山口第一交通グループの観光タクシーの情報を参考に比較しています。   

観光バスツアーと観光タクシーの特徴を比べてみよう

観光バスツアーと観光タクシーを正しく選ぶために、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

<観光バスツアーと観光タクシー比較表>
  観光バスツアー 観光タクシー
代金 1人当たりの料金。安価。 車1台当たりの料金で、利用時間で変わる。乗合人数が増えると1人当たりの料金は安くなる。
自由度 自由度は低い。既定コースにそって団体行動。行き先や時間は変更できない。出発時刻など時間厳守。 自由度は高い。自由プランで個別行動。行きたい場所だけ回れ、隠れスポットも行ける。場所が気に入れば長居でき、トイレ休憩なども自由。早朝・夜も利用できる。
発着地 発着場所・時間は決まっている。 乗車地・降車地・時間を指定できる。
対応 バスガイドがツアー客全員に対応。 運転手が1組ごとに柔軟に対応。
運行日 金・土・日・祝のみ ※2024年の運行期間は4/26~12/28 いつでも依頼OK
予約 出発当日9時まで予約可能 利用日の前日17時まで予約可能

観光バスツアーと観光タクシーのメリット・デメリット比較

観光バスツアーの一番のメリットは料金面、デメリットは自由度が低いことです。逆に、観光タクシーの一番のメリットは自由度が高いこと、デメリットは料金面です。
ほかにも、それぞれメリット・デメリットがありますので、比べてみましょう。

観光バスツアーのメリット

  • 安価で手軽に楽しめる
    参加者が大人数なので、安い代金で提供できます。
  • 事前に調べずに、定番の観光地を回れる
    ルートが決まっているので、事前に調べてプランを立てる必要がありません。
  • バスガイドが現地を案内してくれる
    バスガイドがツアー客全員に、現地の案内やサポートを行います。

観光バスツアーのデメリット

  • ルートを変更できない
    行き先や時間など、既定のルートを変えることはできません。
  • 定番の名所ばかりで穴場に行けない
    ルートは定番の観光地ばかり。穴場などは回れず、物足りなく感じる方も。
  • 周りに気をつかう必要がある
    知らない人と一緒に回るので、周囲への配慮が必要です。

観光タクシーのメリット

  • 希望どおりの観光プランで回れる
    予約時に、行きたい場所、楽しみたいこと、人数、荷物の量、所要時間などを伝えると、最適なルートを提案してもらえます。当日は運転手が案内し、「ここにもっと居たい」などの要望に柔軟に対応します。
  • プライベート空間で、周囲を気にせず過ごせる
    車内には家族や仲間だけだから、周りに気をつかう必要はありません。
  • 荷物が多くても安心
    旅行荷物や途中で買ったお土産などをタクシーに乗せたままでOK。赤ちゃん連れなど、荷物が多くても大丈夫です。
  • 個別の事情に対応可能
    体の不自由な同行者がいる、長時間の歩行が難しい、赤ちゃんを連れている、英語のガイドが必要など、様々な事情に対応できます。

観光タクシーのデメリット

  • 料金が高い
    料金は1台当たりで、車種と利用時間で決まります。乗合人数が増えると1人当たりの料金が安くなり、意外とリーズナブルなことも。
    ※車両と料金については「車両紹介」「観光タクシー料金」をご覧ください。

絶景スポット、角島大橋・元乃隅神社の日帰りコースで比較してみました

実際に観光する場合、どのような違いがあるのでしょう。人気の絶景スポット、角島大橋と元乃隅神社を巡る日帰りコースで、観光バスツアーと観光タクシーを比較してみます。

山口県観光周遊バスツアー「ふくの旅、山口号」の場合

【角島・元乃隅神社コース】
ルート 湯田温泉(9:30発) → JR新山口駅(10:00発) → 道の駅豊北(自由昼食 60分) → 角島大橋・灯台(60分)元乃隅神社(40分) → JR長門市駅(15:50頃着) → 長門湯本温泉(16:15頃着)→ JR新山口駅(17:30頃着) → 湯田温泉(18:00頃着)
※道路状況(渋滞等)により角島灯台公園まで運行できない場合、角島大橋のみの見学。
代金 大人5,500円(1人当たり)、子供2,750円(3才~小学生、1人当たり)
運行期間 2024年4月26日~12月28日、期間内の金・土・日・祝
※参考:https://www.yamaguchi-shuyu-bus.net/

山口市内の出発場所からバスに乗り込み、まず、道の駅北浦街道ほうほくで1時間の自由昼食。その後、角島大橋を渡って角島へ。橋の景観や角島灯台にのぼって眺望を楽しむなど、1時間ほど滞在します。元乃隅神社では、海側の参道入口から参拝し景色も満喫。40分ほど滞在した後、降車場所へ向かいます。

山口県観光タクシーの場合

【人気観光スポットコース】
ルート 乗車地 → 角島大橋(30~60分※目安)→ ランチ(60分)→ 元乃隅神社(30~40分※目安) → 長門湯本温泉 → 降車地 
※乗車地・降車地を指定できます。滞在時間は目安です。
所要時間 6時間 ※山口市内発着の場合。発着地により所要時間は異なります。
料金・
車種
スタンダード 37,200円 定員4名 ※4名では1人当たり 9,300円
アルフォード 58,200円  定員6名 ※6名では1人当たり 9,700円
ジャンボ 58,200円 定員9名 ※9名では1人当たり 6,470円
※料金は目安です。乗車地・降車地により前後します。
運行期間 いつでも依頼OK
希望の乗車地・時刻にタクシーが迎えに来ます。まずは角島大橋へ。橋の景観を楽しんだ後、角島に向けて橋をドライブ。ランチは角島で魚介料理などを堪能。角島灯台など島内を楽しみます。元乃隅神社を参拝し景色を満喫したら、宿泊先の長門湯本温泉、または希望の降車地に向かいます。
※モデルコースですので、行き先の追加や時間延長・短縮など自由に変更できます。

観光バスツアーと観光タクシー、どちらに向いている?チェックリスト

観光バスツアーと観光タクシーの特徴やメリット・デメリットを比較しました。どちらが優れているというのではなく、どんな風に観光したいか、何を重視するのかによって、どちらが適しているか決まってきます。
どちらを選べばいいのか迷われる方は、次のチェックリストを参考にしてください。

【観光バスツアーに向いている方】
  • □ 料金面を重視する。とにかく安い方がいい。
  • □ 金・土・日・祝日に利用する。
  • □ 定番の観光名所を回れれば満足。
  • □ 時間を厳守できる。
【観光タクシーに向いている方】
  • □ 発着場所、行き先、時間など、要望に応えてほしい。
  • □ 週末・祝日に限らず、平日の利用も考えている
  • □ グループで旅行する。
  • □ プライベートな空間で、周りを気にせず過ごしたい。
  • □ 穴場や話題のグルメ店も回りたい。
  • □ 足の弱い高齢者や、車椅子の同行者がいる。
  • □ 赤ちゃんや小さな子どもを連れて行く。


観光バスツアーは、安価で手軽に楽しめるのが魅力ですが、自由度が低いため、すべての方に向いているわけではありません。また運行期間もありますので、観光プランを立てる前に、Webサイトなどで確認する必要があります。

観光タクシーは、料金が高い印象がありますが、乗合人数が増えるほど1人当たりの料金が安くなります。家族や仲間同士などグループでの旅行は特におすすめです。
行き先や時間が自由に決められるなど融通が利くため、「こんな観光がしたい」という希望をかなえることができます。また高齢者の方、障害をおもちの方、赤ちゃん連れの方など、あらゆる方が快適に観光できます。

観光バスツアーと観光タクシー、それぞれの特徴やメリット・デメリットをおわかりいただけたでしょうか。ご希望の観光スタイルに合う方を選んで、山口県観光を満喫してくださいね。

山口第一交通グループの観光タクシーでは、萩城下町、秋芳洞、錦帯橋などの名所巡り、萩や下関の歴史探訪など、多彩な観光コースを楽しめます。乗務員が丁寧にガイドしますので、事前の下調べは不要です。

観光タクシーに関するご相談や「こんなことできるの?」というご質問など、山口第一交通グループに気軽にお問い合わせください。
 

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