山口県観光情報

YAMAGUCHI PREFECTURE TOURIST INFORMATION

角島大橋の観光プランに加えたい、下関・城下町長府の紅葉スポットを紹介

功山寺

山口県の紅葉の名所は、前回の記事『角島大橋・元乃隅神社の観光におすすめ。山口県の紅葉スポット8選』で取り上げた場所だけではありません。

本州最西端の下関市にある城下町長府も県内屈指の紅葉の名所が集まるエリアです。今回は、江戸時代の面影が残る城下町長府の紅葉スポットを紹介します。
下関観光といえば、角島大橋や関門海峡周辺のベイエリアが人気ですが、城下町長府もぜひ観光プランに加えてみてください。

お決まりのツアーではなく、自由なプランで旅行したい方には、観光タクシーがおすすめ。地元ドライバーに任せて、初めての土地を効率よく回れます。観光タクシーについては最後にお伝えしていますので、こちらもお読みくださいね。

江戸時代の風情を感じる城下町長府

下関市長府は数々の歴史の舞台になった町で、江戸時代には長府毛利藩の城下町として繁栄しました。幕末の志士、高杉晋作ゆかりの地でもあります。


土塀や石垣が続く、古江小路(ふるえしょうじ)は城下町らしい風情が感じられる場所。秋には色づく木々が美しく彩ります。


古江小路に面した、菅家長屋門(かんけながやもん)は建築当時の姿を残す貴重な建物。藩医と侍講職を務めた格式ある家柄の菅家にふさわしい構えです。

・参考:下関観光ガイドブックWEB版「城下町長府」   

下関・城下町長府の紅葉スポットを紹介

秋色に染まる壮麗な山門が迎える、功山寺

700年の歴史をもつ功山寺(こうざんじ)。総門をくぐると静ひつな雰囲気に。1本1本のカエデの木が大きく存在感があり、石段をのぼった先の壮麗な山門や国宝の仏殿などと、印象的な情景をつくり出します。

功山寺は鎌倉時代末期、1327年に創建された曹洞宗の寺院です。仏殿は1320年に建立され、日本最古の禅宗様建築で、国宝に指定されています。総門は室町時代、二重櫓(やぐら)造りの山門は江戸時代に建立。明治維新の発端とされる、高杉晋作の“功山寺挙兵”の地としても有名です。

・住所:山口県下関市長府川端1丁目2-3
・参考:功山寺サイト   

純和風の庭園で秋景色を堪能、長府毛利邸

最後の長府藩主・毛利元敏が1903年(明治36年)に建てた邸宅。明治天皇の行在所(仮の御所)として使われ、一部の部屋は当時のまま残されています。

武家屋敷造りの重厚な母屋と、白壁に囲まれた日本庭園からなり、晩秋にはモミジやカエデが美しい景色を演出。庭園をゆっくり歩けば、心に残る秋景色に出合えるでしょう。

母屋からも庭園観賞でき、セルフサービスの緑茶をいただきながら心地よい時間を過ごせます。功山寺や古江小路から近く、城下町の散策で一息つきたくなったときにもおすすめです。

・住所:山口県下関市長府惣社町4-10
・参考:長府毛利邸サイト  

古刹と紅葉の美しいコントラストが印象深い、覚苑寺

山の麓に静かに佇む覚苑寺(かくおんじ)。江戸時代中期、1698年に長府毛利藩の3代藩主 毛利綱元が創建した黄檗宗の寺院で、長府藩毛利家の菩提寺のひとつです。

境内にはモミジの木が100本近く植えられています。赤く色づく頃は、中国明朝の建築様式を伝える本堂や、大名屋敷の形式が見られる庫裏などと調和し、見事な情景をつくり出します。

城下町長府の中心部から少し離れていますが、わざわざ立ち寄る人も多い、見ごたえのある紅葉の名所です。

・住所:山口県下関市長府安養寺3丁目3-8
・参考:覚苑寺サイト   

池の水面に映る鏡紅葉も人気、長府庭園

長府毛利藩の家老格、西運長(にしゆきなが)の屋敷跡を整備した、約3万㎡の回遊式日本庭園。
小高い山を背景にした広大な庭園は、池を中心に書院、茶室、滝などを配しており、紅葉シーズンは150本以上のモミジに彩られます。

池の水面に映り込む、鏡ばりの紅葉も見どころで、写真映えスポットとしても人気です。
のんびり散策して紅葉に染まる庭園の様々な表情を楽しんだり、書院からゆっくり眺めたりして、秋の庭園美を満喫できます。

・住所:山口県下関市長府黒門東町8-11
・参考:長府庭園サイト   

色づくもみじ谷、樹齢300年のカエデが見事、東行庵

城下町長府から車で30分ほど離れた場所ですが、下関の紅葉の名所として外せないスポットなので紹介します。

東行庵(とうぎょうあん)は幕末の志士、高杉晋作の霊位礼拝堂として1884年(明治17年)に創建されました。

境内一帯は自然公園として整備されており、年間を通して季節の花が楽しめ、紅葉シーズンには赤や黄色に色づく木々で彩られます。
高杉晋作が眠る清水山一角は、多くのカエデが植えられ、もみじ谷と呼ばれています。樹齢300年とされる大木の東行楓があり、真っ赤に色づく姿は圧巻。思わず立ち止まって見惚れてしまう美しさです。

・住所:山口県下関市吉田町1184
・参考:東行庵サイト   

角島大橋や下関の旅行を楽しみ尽くすなら、観光タクシーがおすすめ

下関・城下町長府の紅葉スポットを紹介しましたが、いかがでしたか。興味のある場所が見つかれば、観光プランに加えてみてくださいね。

なお、城下町長府から車で30分足らずのところに、お楽しみ満載のベイエリアがあります。新鮮な海の幸が集まる唐戸市場、グルメとショッピングが満喫できるカモンワーフ、ペンギンやイルカなど海のアイドルに会える海響館など、ぜひ立ち寄ってみてください。

限られた時間で、観光を楽しみ尽くしたい方には、観光タクシーの利用をおすすめします。地元ドライバーに任せられ、知らない土地も効率よく移動でき、より思い出深い旅行になるでしょう。

山口第一交通グループの観光タクシーは、地元の乗務員がお供します。ご希望のルートをめぐりながら、「風景を見たいので降車したい」「この場所にもう少し居たい」など様々な要望に柔軟に対応します。車に荷物を置いて手ぶらで快適、自由な観光をお楽しみいただけます。

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